令和の大改修

熊野三山奥の院 玉置神社

令和の大改修

【玉置神社本殿等改修事業 趣旨書】

 玉置神社は、標高一〇七六メートルの玉置山山頂近くに鎮座し、初代・神武帝東征の砌にはこの地で皇軍を休め、十種神宝(とくさのかんだから)を鎮めたと伝えられています。紀元前三十七年第十代崇神天皇の御世に、王城火防と悪魔退散のため御社殿が創建されたと語り継がれる古社であり、近世以降は、熊野三山の奥の院として広く知られております。
 主祭神は、天地開闢の神である「國之常立尊」(くにのとこたちみこと)で、ご本殿の五柱の神々を中心に多くの神々が境内に御鎮座されております。平安時代に、神仏習合となり、吉野から熊野に至るまで奥駈修行の霊場としても栄えました。
 境内は樹齢三千年と言われる神代杉を始め、天然記念物に指定されている老杉に覆われ、平成十六年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として、世界遺産に登録されております。
 このように、日本有数の歴史と文化にはぐくまれた聖地・玉置神社。このご社殿等の未来への伝承に皆様のお力をお貸し下さいますようお願い申し上げます。ご神域の大自然に誘われ、崇高なるご神徳をお慕いして全国から登拝される方々に、さらなる信仰を高めて頂き、ご神業におつとめになられることをお祈り申し上げます。

【玉置神社本殿等改修ご奉賛のお願い】

 この度、玉置神社では「令和の大改修」として別記の事業に着手することとなりました。今日まで、神々の広大無辺のご神徳を伝えると共に、多くの貴重な文化財をお預かりする神社として、多くの先人より後生に残すべき使命を受け継いで参りました。特に、中心となる「ご本殿」、「三柱神社」及び「社務所」は、約二百年前の建替以来幾度かの補修を重ねて今日に至っております。しかしながら長年にわたり風雨に耐えてきた社殿・社務所等も雨漏りや材料の劣化が著しく、速やかに改修建替をしていかなければならない現状となっております。
 地域の皆様をはじめ、ご神縁ある全国の崇敬者の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

令和2年1月1日              
              玉置神社改修事業奉賛会 会長 丸田 定敏 
宮司 舛谷 武  

〇事業概要及び事業費
 総事業費十五億円
 ・玉置神社本殿改修工事
 ・三柱神社改修工事
 ・社務所・台所改修工事及び石垣大改修工事
 ・出雲大社教玉置教会建替工事
 ・神輿殿建替工事
 ・その他工事

〇事業期間(予定)
 ・令和二年一月一日 ~ 令和十年末日

〇御奉賛金
 ・一口三千円以上のご奉賛をお願いいたします。
 ・御奉賛いただいた方々のお名前は永久に保存いたします。
 ・三万円以上の御奉賛をいただいた方々のお名前は、社頭に掲示いたします。

〇奉賛手続等
 ・随時玉置神社社務所で受け付けております。
 ・インターネットからのご奉賛をご希望の方は下記のボタンをクリックして下さい。
  クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・Amex・DinersClub)での決済が可能です。

奉賛金のお申込み

■お問い合わせ先
  玉置神社社務所(担当:西田・江頭)
  〒647―1582
  奈良県吉野郡十津川村玉置川一番地
  電話:0746-64-0500
  FAX:0746-64-0429

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